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アーユルヴェーダご飯

昨日の夕方から空を覆っていた雲がようやく途切れて、青空が見え始めた。南国のバケーションは、やっぱりこうでなくちゃ。

読んでいた小川洋子の文庫本を閉じ、カメラを取りにテラスから部屋の中に戻る。

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天井の高いエアコンのない部屋は、網戸もないのに潔く開け放った窓から涼やかな風が通り抜けている。旅支度の最後にスーツケースに投げ入れてきた金鳥蚊取り線香は、昨夜半分も使わなかったけれど、天蓋付きベッドのおかげで虫に悩まされることはなかった。


初めてのスリランカ。アーユルヴェーダ三昧、三食昼寝付きの旅。

ただ今、チェックイン後18時間経過。


着いてすぐの昨日の夕飯は、最初に白湯がグラスに注がれた。「アーユルヴェーダ」を実感する。キャベツのスープと豆のペーストの上げ餃子みたいなやつ、いずれもほんのりカレー風味。このあと本格カリー&ライスが出てくるものと信じて餃子を半分残したら、実はそれがメインだった。デザートは、すいか、パイナップル、マンゴー、名前のわからない硬いちいさな種がある瓜と、ジンジャー風味のお茶。

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今朝はちゃんと6時半から1時間のヨガ教室にも参加したし、おなかをすかせて臨んだ朝食。

昨夜とちがうゴボウ茶みたいなお茶に、昨夜とおなじようなフルーツのあと、出てきたのはこちら↓。

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主食は、おそらく粗くつぶした小豆のココナッツミルク和え。瓜のカリーと、ソイミートのカリー。プレゼンテーションとか色合いとかを全く無視した地味なプレートだが、一口食べると、おいしい!! 


朝食後、最初のトリートメント(それはまた別途報告)はきっかり12時まで。

1時間は部屋の扇風機も回しちゃだめ。シャワーもだめ」と言われ、オイルとサウナの汗でべとべとの身体のまま、テラスで読書、ということで冒頭のシーンだったわけである。


1時間後にシャワーを浴びて遅めのランチ。

隣のテーブルのおじさま、スープ皿を平らげたあとにたっぷりカリー3種盛り&ライス。「やった、ようやくカレーライスだっ」と期待したが、私の目の前に差し出されたのは、彼の量の半分くらいの3種盛りとプチボールに入ったマッシュルームスープ。

そういえば、トリートメントの前に体重と身長を測ったのだ。速攻でメニューのカスタマイズが始まっているようだ。

手前右の不気味な緑はキャベツカリー。ライスに乗っているのは今までで一番辛いナッツカリー。左は黄色パプリカのカリー。みんなちがう味がして、飽きない。…今のところは(笑)。奥はカボチャと人参とナッツのサラダ。

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これから6日間。

カリー攻撃に飽きずに乗り切れるか。デトックスはどこまで進むか。乞うご期待!


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by miltlumi | 2018-08-31 18:50 | スリランカ♡アーユルヴェーダ三昧2018 | Comments(0)

気まぐれな午後に

 再び真夏の酷暑が戻った8月最後の日曜午前。茗荷谷で野暮用を済ませると、11時45分である。次の予定は4時に表参道。4時間の空隙。あいにく本は持参していない。
 たまには表参道ヒルズでも覗いて、欅並木を見下ろすカフェでゆっくりしようと、池袋経由副都心線に乗る。ところがスマホの地図に「表参道よさこい祭り」の表示。そんなイベント開催中だと、ただでさえ人混みの表参道、欅並木を見下ろすどころか、カフェの空席さえままならなさそう。
 ふと、日比谷の東京ミッドタウンを思い出す。原宿よりも大人な街だし、映画館もある。千代田線で表参道を通り越し、日比谷駅で降りれば灼熱の地上に出ずに直通である。

 ちょうどいい時間帯の映画はない。よさこい祭りほどではないが(?)、結構な人混みである。日比谷公園を見下ろすなんとかガーデンに行きたいが、どうやったらたどり着けるのかわからない。
 とりあえずランチと思い、目に付いたLexus meets…カフェに入る。一人なのでカウンター席でもいいか、と思ったら、折よくソファ席の家族連れが立ち上がる。さて、1時前の今から何時まで居座れるだろうか。

 最近流行りの、分厚い切り口が色鮮やかなサンドイッチを一口かじってはスマホに向かい、友達のメールに返事を書く。それが終わると、今度はガラケーで日記を書く。文章を書くには、実はスマホの液晶よりガラケーのボタンのほうが速いのだ。
 右隣のテーブルに、前下がりのショートボブに大柄の花が散った白Tシャツと、ベリーショートでマキシスカートで赤いペディキュア、といったいでたちの女性が二人、しゃなりと座る。
 …が、彼女らの口から飛び出したのは、コテコテの大阪弁。アタシの結婚を許す許さない云々、父と娘のボケとツッコミ会話を再現するショートボブに、マキシがさらにツッコミを入れ、二人で笑い転げている。私も日記を中断して速記しようとするが、とてもスピードについていけない。さすがやわ~。けど、なんであんたら日比谷におんねん。ここ通天閣ちゃうねんで。

 彼女たちがコーヒー1杯で去ってゆくと、しばしの静寂。左隣の老嬢二人はでっかいパフェに「食べにくいわね」「甘いわね」を7回ずつくらい繰り返し、映画が始まるわ、と半分残して立ち上がる。
 次にやってきたのは、赤ちゃんを抱いた女性とベビーカーを押す男性。ベビーカーがテーブルの間に収まるよう、テーブルをちょっと右にずらす。
 「あ!」
 ありがとう、ではない不思議な反応に顔を上げると、知り合いの女性であった。しばし旧交を叙すうち、もう3時である。なんとかガーデンに行くため、コーヒーを飲み干して彼女らと別れる。
 エスカレーターを昇りながら指折り数える。彼女と前回会ったのは4年前。あのときはシングルだったのに、その後結婚して、転職もして、じきに赤ちゃんが生まれて、2か月前に二人目。すごい発展である。それに引き換え私は…?

 パークビューガーデン(という名だった)は、フライパンのように暑かった。でも、和田倉濠のほうから、とてもいい「気」が流れて来るのが感じられた。
 うん。私も発展している。パワーチャージもセレンディピティも上手くなったし。

 日曜日の午後は、あっという間に過ぎていった。


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by miltlumi | 2018-08-26 23:49 | 私は私・徒然なるまま | Comments(0)