カテゴリ:スリランカ♡アーユルヴェーダ三昧2018( 6 )

アーユルヴェーダ効果 詳報


 アーユルヴェーダたっぷりゆったり6日間コースって、どんなことやるの?と興味津々の紳士淑女の皆さま、これから詳細にご報告、…と言いたいところだが、あいにくそれは不可能なのです。ごめんなさい。
 なぜならば、毎日大体途中でとろとろ夢見心地だったから。毎朝最初にドクターとの問診があり、そこで今日のトリートメント内容を教えてくれるので、一応何が行われるかは頭に入っていた。
 ということで、以下、日々のプログラム内容と、記憶にある限り(と言いながら、結構長いです)のホンネ感想です。

*1日目:全身、頭の先から足の指までてってー的マッサージ+サウナ(全部でたっぷり3時間!)
 別ブログで報告したとおり、ディルハニーのマッサージはほんっと、最高だった。もう、とろとろ。ちなみに、全身マッサージのあとは必ずPinta Swedaという熱々のぬか袋でポンポンとたたく施術が行われる。これがまたキモチいい。ドラキュラの棺桶式サウナだけが、ちょっと入るのをためらう形だが、サウナルームより効率がいいことはたしか。
 あー、気持ちよかった。ただ、具体的な体調改善実感はない。
a0165235_13063288.jpg
(右下の巾着がポンポンぬか袋)

*2日目:全身マッサージ+Udwarthana(スクラブ)(全部で2時間くらい)
 今日の担当はディルハニーではなく、背の高いやせぎすの女性。名前を聞き忘れる。最初に背中に手の平が置かれたとき、あれ、と思った。ディルハニーに比べて、何となく冷たい。温かいオイルが垂らされたあとも、人肌の温かみが少ない。マッサージの強さもしっくりこなくて、途中で「もっと強く」「いてて、もっと弱く」とリクエスト。とりあえずまあよかったけど…。
 マッサージのあとはおがくずのようなもの(後日尋ねたら、サンダルウッドの木くずだそうだ)でスクラブ。施術後、20分はシャワー浴びないでね、ということで、おがくずまみれで部屋の外のオープンテラスで読書。日陰はいつも爽やかな風が渡っている。東京よりずっと過ごしやすい。

*3日目:全身マッサージ+シロダーラ+サウナ(全部で2時間20分くらい)
 アーユルヴェーダといえば、シロダーラ! 額にオイルをたらたらと垂らす、あれ。実は初日にドクターから、シロダーラは「強い」ので、まず体をほぐしてからでないとやるべきではない、なのでこのホテルでは3日間以上の滞在でないとシロダーラはやらない、と説明された。しかも、1回では効果が薄く、やるなら数回連続すべきだそうだ。日本のアーユルヴェーダエステサロンは、そんなことおかまいなしにいきなりシロダーラコースがあるけれど…。
 ちなみに、シロダーラの具体的効用とは、脳の視床下部(とおっしゃったんだと思います)を刺激して自律神経の調節機能を整えることだそうです。なるほどー。
 あいにく今日も昨日と同じ施術者だけど、マッサージの強さはさすがに心得てくれていた。でも、初日のディルハニーには及ばない。

 幸いシロダーラは、マッサージのテクニックとは関係ない。天井から吊るされた鎖に金色の器をぶら下げて、器をかすかに左右に揺らしながらオイルが落ちるスポットを変える。額の中央にひたすら垂らすのではなく、微妙に左右を往復させたり、髪の生え際ぎりぎりに当てたりするのである。
 温かで滑らかなオイルが垂れてきて、あ~、気持ちい~、と思っていたら、なんだかカクッと1段意識レベルが遠のいて体全体が温かくなった気がして、あ~、意識が…。あとはよく覚えていない(笑)。
 でも、やっぱり担当女性と相性がよくない気がする。思い切ってドクターのところに行き、明日以降はディルハニーか別の人にしてくれるように頼む。
 この日の午後は、全身けだるくて部屋で小一時間お昼寝してしまった。でも、起きたら妙に頭がしゃっきりしていて、スリランカで取り組もうと思っていたブログ執筆(仕事ではない(笑))を開始する。
a0165235_13063763.jpg
(天井からの鎖にシロダーラの器をひっかける)

*4日目:ヘッド&フェイスマッサージ+シロダーラ+全身マッサージ+リーフ+サウナ(全部で2時間40分くらい)
 ドクターの配慮で、フロメインという小柄な若い女性が今日の担当。一目見て、あ、この人はOK、と思う。期待通り、素晴らしかった。もともとヘッドと足指マッサージが私にとって一番の誘眠剤だが、きゃしゃな指によるヘッドマッサージでいきなり夢の世界へ。2回目のシロダーラでふやけ、さらに全身マッサージ。最後、粗く砕いた緑の葉を全身になすりつけられて、そのままサウナ。韓国のよもぎ蒸しみたいなもの?
 オイルまみれになった頭は、シャンプーしないで2時間そのままにしてね、と言われる。体だけシャワーを浴びたとき、あ、血行がいい、と実感する。相変わらず熱くなったり冷たくなったりするしょぼいシャワーでも、おなかのあたりからぽかぽかして全身に広がる。

*5日目:全身マッサージ+シロダーラ+フット&フェイスマッサージ(全部で2時間15分)
 今日の担当は、クムドゥーという、肝っ玉かあさんみたいなとても大柄な女性。いかにも温かく包み込んでくれそう、と思ったら、ほんとーにすごかった。全行程、ほぼ夢の世界。終わったあと、しばらく起き上がれずぼーっとして、You are great!を繰り返す。

*6日目:全身マッサージ+フェイスマッサージ+ハーブバス(全部で2時間15分)
 最終日の担当は、アンジェラ。初めてすぐに覚えられる発音しやすい名前(笑)。彼女もよかった。最後、昨日より細かい葉っぱのハーブを全身に刷り込まれて「こちらのバスにどうぞ」と空けられた扉の向こうは、薄暗い部屋の中央、半透明なアイスコーヒー色のお湯を湛えた、エジプトのミイラが入るような厚さ10㎝くらいの石棺…。石棺の淵に緑の葉と白い花が点々と飾ってあるのが救いと言えば救いだが、供花のように見えなくもないわけで。
 ともあれ、熱冷気まぐれシャワーのみだった6日間で初めてのバスタブである。お湯に溶け込んだ薬剤による死海効果か、ぷかぷか浮きがちな身体をしっかりお湯に沈めて、あ~、お風呂、サイコー♪とつぶやく。
 
 ***
 かくして、6日間コース終了。
 この間、食事はすべてPittaタイプの私にカスタマイズされ、肉ゼロ、野菜と豆とソイミート中心のヘルシーメニュー。カロリーコントロールもされているから、旅にありがちな「朝食ビュッフェ食べすぎ」みたいな憂き目とは無縁だった。
 毎回ワンプレート+果物中心のデザートのみだったけれど、玄米や赤米をゆっくりしっかり噛んで食べたから、食べ終わると結構満足感があった。
 街や海辺の散歩でも、屋台のジャンクフード(サモサみたいな揚げ物中心)の誘惑にもめげず、日本から持参したコーヒーの誘惑には3回負けただけ。

 帰りの機内と帰国日の異常な元気さは報告済だが、それ以外の効用は以下のとおり。
・全身肌がつるつる。特に、いつもガサガサした感じだったひざがつるっつるに。
・頬のラインが気持ちすっきりした感じ。そして首が細くなった(!?)
・体重が800g減少。デトックスとヘルシーな食生活のおかげ! 三度三度しっかり食べても、たった6日間で1㎏近く減らせるのが、スゴい。
・年初くらいから左足の付け根がこわばった感じだったのが、解消。ストレッチ運動が楽になった。
・ここ数年、消化力が衰え、たくさん食べるともたれていたのが、改善された感じ。

 帰国日とその翌日、連続でフレンチのフルコースディナーの外食だったが、残さず平らげて、あとで気持ち悪くなることもない! 美味しいものを美味しく食べられるのは、とてもシアワセである。
 でも単に、減った体重を取り戻そうとしているのかもしれない(笑) 
 ちなみに、ディナーのメインはもちろんポーク。豚、ブタが食べたかったんだ~っ。スリランカは仏教国だから、豚はご法度ではないけれど、動物性たんぱく質はアーユルヴェーダの辞書にないみたい。
 800g減量、いつまでキープできることやら…。
a0165235_13062515.jpg
(インド洋に沈む夕陽)


[PR]
by miltlumi | 2018-09-09 13:13 | スリランカ♡アーユルヴェーダ三昧2018 | Comments(0)

アーユルヴェーダ効果 速報

 
 本場スリランカでのアーユルヴェーダたっぷりゆったり6日間コースから、一昨日の朝、帰国した。
 さて、その効果や、如何に。
 などと悠長な前置きをしているヒマもないくらい驚いたのは、まだ日本の土を踏んでもいない帰りの機内である。

 スリランカと日本は3時間半の時差がある。バンダラナイケ国際空港離陸が19時15分、ということは日本の22時45分、そろそろ寝る時間だ。通常、私は飛行機に乗ったとたんに到着地の時刻に時計を合わせ、離陸時の気圧の変化で急激に眠りに落ちる得意技を持っている。
 しかし今回は、昼間ホテルのチェックアウト直前に見たメールが、就寝を阻んでいた。元々休み前に提出せねばならないのにぶっちしていた原稿の催促メールが入っていたのだ。
 こちらに来て、マッサージで寛いだアタマで3日もあれば書けるだろうとたかをくくっていたら、とんでもない、寛ぎ過ぎて筆が進まず、まだ所定の10分の1も書けていない。

 旅の最後に、仕事かよ。自業自得を棚に上げ、ぶつくさ思いながらPCを開く。食事で一時中断後、妙に頭が冴えてかしゃかしゃと作業を続ける。離陸から5時間以上時過ぎても、眠くならず、一気に書き上げてしまう。朝食まであと2時間。少し寝ておこう、とリクライニングを下げるが、いつものように奈落の底にすとんと落ちるような眠りがやってこない。むしろ、頭が回転して、原稿の細部の推敲案が次々浮かんでくる。仕方なく起き出して、再びPCに向かう。
 結局、9時間15分のフライトで、寝たのは30分足らず。
 それでも、元気なのである。もしかして、これ、アーユルヴェーダ効果? 
 そういえば、いつもなら着陸時は足がむくんでスニーカーがきついのに、今回はすんなり履けた。

 さすがにNEX内で30~40分爆睡したが、うちに帰ったあとは旅装を解いて洗濯して植木に水をやって、例の原稿の最終チェックをしているうちに、1日が過ぎてしまった。
 夜は友達とディナーの約束。今朝帰国だったら、疲れてない?という友達の気遣いも不要なほど元気いっぱいおしゃべりして、フレンチのコースを全部たいらげて、22時過ぎに別れて、うちに帰ってベッドに入ったのが午前様。

 指折り数えたら、NEXを除くと38時間くらい起きっぱなしである。それでも元気。やっぱりアーユルヴェーダ、恐るべし!

 6日間のアーユルヴェーダトリートメントの詳細と、細かい効果は別稿にて!


[PR]
by miltlumi | 2018-09-08 22:10 | スリランカ♡アーユルヴェーダ三昧2018 | Comments(0)

アーユルヴェーダの禁を破る

 三口めくらいで、しみじみ美味しいと思った。
 自宅から持ってきたレギュラーコーヒーで淹れたホットコーヒー。ようやく寛いだ気分になる。
 「コーヒーも紅茶もだめ。もちろんアルコールもたばこもなし。ハーブティーだけね」
 初回のアーユルヴェーダの女医さんの言葉が一瞬脳裏をよぎる。
 でも、せっかくのバケーションなんだから、「~してはならない」っていうの、やめようよ。いいじゃない、気にしなくたって。

 紅茶の国、スリランカの、3食付きアーユルヴェーダ専門ホテルだから、コーヒーは出ないかもしれない、と覚悟していた。だったら日本から持参しなきゃ。朝一番に牛乳をたっぷりいれたコーヒーを飲まなければアタマもカラダも動かない私は、荷物は最低限という旅装の基本を曲げて、周到な準備をしたのだ。
 エアコンのない部屋に冷蔵庫があるわけがないから、たとえ近所の店で牛乳が買えたとしても、保存はできない。というわけで、いつもは使わないクリープをスーパーで買って、いつも飲んでいるレギュラーコーヒーの粉きっちり12杯分(150ccベース)をジップロックに入れて、カップに直接ひっかけられるドリップ袋と計量スプーンまで一緒に持ってきた(ちなみに、市販のドリップバッグはカップの大きさによって粉が多すぎたり少なすぎたりする可能性があるので、自分で測れるほうが安心なのだ)。

 チェックインの翌朝、6時半からのヨガ教室の前に、早速朝の1杯を楽しんだ。
 朝食についていたのは、案の定紅茶だった。そのあと、最初のアーユルヴェーダ診察の締めくくりに、鼻筋の通った女医さんに断固言い渡されたのだ。
 体調を整えるため、アルコールやたばこはもちろん、コーヒーも紅茶(!)もNGだと。

 そっか~。せっかくコーヒー持ってきたのに。あと11杯分も余ってるのに。でも、お医者さんに言われたのだから、仕方ない。ま、たまにはコーヒー断ちを試してみようか。アタマがぼけぼけでも、やらねばならない仕事があるわけじゃないし。
 素直な私(少なくとも、その時点では)は、あっさり諦めた。

 …が。
 それから30時間。街歩きの合間にちょっと一休み、と戻った部屋で、ああ、こういうときに、コーヒーを飲みたいんだ、と我慢がきかなくなった。
 センセイ、ごめんなさい。
 一口めは、なんだかよくわからなかった。
 二口めは、禁断の味がした。
 そして三口め。ああ、やっぱり美味しい。いつもの味。

 世界中、どこに出張するときでも、携帯コンロと「農協のご飯パック」を欠かさず持ち歩いていた、T部長のことを思い出す。
a0165235_12325464.jpg
(写真は、庭掃除をしていたおじさんがくれたパッションフルーツの花と実)


[PR]
by miltlumi | 2018-09-04 12:34 | スリランカ♡アーユルヴェーダ三昧2018 | Comments(0)

住めば都

 正直言うと、今回の旅行のホテル選びは、ちょっと失敗だった。
 スリランカでアーユルヴェーダ三昧したい、というのは、ここ5年越しくらいの希望だった。今年こそ、と思って、情報収集のためにググった体験ブログに、このホテルが出てきて、お医者さんがスゴい、というので、これだ、と一発決め。空港から20分という地の利に、さらにポイントが高まり、他のホテルと比べもせずにExpediaで予約を入れてしまった。
 予約後キャンセル料無料の24時間以内に、Trip Advisorその他のサイトをチェックしたとき、レイティングが今いち最高レベルでないのには気づいた。が、仕事が立て込んでいたこともあり、ま、いっか、とそのまま確定させてしまったのだ。

 チェックインして、スーツケースをがしっと抱えたお兄さんに付いて、Expediaの写真どおりのプールサイドを横目にさまざまな木の葉が型押しされたブロックの歩道を歩いて、マホガニー色の木の階段を3階まで昇り、205号室に入る。
a0165235_01293621.jpg
 エアコンがないことはExpediaに書かれていたし、そもそもエアコンつきのホテルが少ないと地球の歩き方に載っていたし、東京よりずっと涼しい。バスタブがないことも、毎日アーユルヴェーダするんだから、別にいいや、と割り切っていた。
 問題は、ソファの布地にしみがついていること。書き物デスクが小さすぎること。その前に置かれた籐椅子の座面が少し黒ずんでいること。バスタオルの白さが足りず、しかもなんとなくしめっとしていること。ハンドタオルがないこと。ボディーローションがないこと。
 う~ん。ヤラレた。ここで6日間も暮らすのかぁ。ちょっと沈んだ気持ちになる。せめてもの救いは、WiFiのスピードが思ったほど遅くないことだ。

 シャワーを浴びて、さらにヤラレた、と思う。お湯こそ出るものの、水圧と温度が一定でなく、熱くなったりぬるくなったり、ざーっと出たり勢いなくなったり。
 挙句の果てに、寝る段になってライトを消そうと部屋中のスイッチを押しまくったが(最近の日本のビジネスホテルみたいに、ベッドサイドにスイッチが集約されているなんてことは、ここでは望めない)、窓際のライトのスイッチのありかがどうしてもわからない。仕方なく、つけっぱなしで寝る。そのせいかどうか、初日の夜は2時間置きに目が覚めた。

 2日目の朝。開けっ放しの窓から朝の風がそよいできて、涼しいくらいである。色とりどりの鳥の声。
 ヨガ教室の前の朝シャンで、水圧と温度の変化に一定のリズムがあることに気づき、そろそろ冷たくなりそうと思ったらシャワーヘッドをそらす。昨夜手洗いした洗濯物はまだ乾いておらず、そのしっとり具合がバスタオルと同じだ。この国の湿度では、五月晴れの東京みたいな洗濯物の仕上がりは期待できないようだ。おかげでボディーローションがなくても、肌の調子は悪くない。
 一晩中ベッドを煌々と照らしていたライトのスイッチは、ベッドの反対側の脇にあった。

 ヨガ教室。朝食。最初のアーユルヴェーダ診断とマッサージ。部屋に戻ると、ちょっとしめったバスタオルでできた象がベッドの上で私を待っていた。
 そしてランチは、私の身長と体重に合わせた分量にカスタマイズされている。アットホームな気分になる。ランチ後に狭いテーブルでネットチェックをする。超薄型VAIOは場所をとらないから、十分作業ができる。

 チェックインから24時間後。すでにこの部屋に馴染んでいる自分がいる。


[PR]
by miltlumi | 2018-09-03 01:32 | スリランカ♡アーユルヴェーダ三昧2018 | Comments(0)

アーユルヴェーダ初日

アーユルヴェーダ、トリートメント初日。

このホテルを選んだのは、空港から20分という近さはもとより、お医者さんの男性が、脈をとっただけで持病や体調を言い当てる、というブログを読んだからだった。

ところが、出てきたのはうら若き女性のお医者さん。ちょっとがくっときたけど、まあ仕方ない。


体調を言い当てられることはなく、血圧が低いけどめまいはしない?コレステロールは?肝機能は?などという人間ドックみたいな質問。ここ数年で消化力が落ちているのが気になるとか、肩こりその他を訴える。

15分くらいのやりとりの結果、「あなたはPitta、ね」

アーユルヴェーダでは、ドーシャと呼ばれる3つの体内エネルギータイプ、Vata・Pitta・Kapha、があって、私たちは3つのうちいずれかが強いという。Pittaは真ん中のタイプで、均整がとれていて(♡)、適度な睡眠(毎日7・8時間寝てますが、何か?)、食事を抜くのを嫌う(そのとおり!)、やるべきことを素早くこなす(当たりだ)、記憶力がいい(昔は、ね)。

滞在中、5種類のお薬を用意します、と言われ、ブログにそんなことも書いてあったな、と思う。薬を飲むほど体調が悪いわけではないが、まあモノは試し。


ディルハニーという、アーユルベーダにはぴったりな名前(ディルというハーブは魚料理によく合う)の小太りの女性に案内されて、マッサージルームに入る。

今日はリラックスね、という女医さんの言葉通り、全身リラクゼーションマッサージ。ディルハニーの手のひらは、とても温かい。さらに温かなオイルを背中にぽとんぽとんとたらし、リズミカルなマッサージが始まる。途中、背中にあたる面が広くひんやりと変わったのは、手のひらの代わりに肘下を使い始めたからだ。

足裏は、つぼを押しながらもリフレクソロジーのようにあくまで優しく。このあたりから意識が遠のき始める。「仰向けになって」という耳元でのささやきに、かろうじて反応する。前半身もくまなくオイルまみれ、マッサージ漬けになり、さらに額のはえぎわに数滴オイルがたらされる。頭皮マッサージ。私的には、これが一番の誘眠剤。もう夢見心地。

「いかがでしたか?」という言葉に、我に返る。いやもう、おわかりでしょう。


シャワーを浴びて現実世界に戻るのかと思ったら、このあとサウナでお仕上げである。サウナルームではなく、ドラキュラの棺桶みたいなドーム型のサウナ箱、底に何やら熱源があり、木製の格子の上に敷かれたタオルに横たわる。首だけ出して、20分。その間、ディルハニーが首筋をゆっくりもみほぐしてくれる。

棺桶から出ると、玉の汗である。ここまで、全工程3時間。

「このあと1時間はこのままでね。エアコンもファンもつけないでね」

ディルハニーに見送られ、オイルでべとべとになった身体に髪の毛を逆立たせ、ローブをはおっただけのあられもない姿で部屋に戻る。

気だるい身体をベランダの藤椅子にあずけて、小川洋子を読む。


ちりちり、というベルの音が2回。入り口にディルハニーが5種類の薬のトレイを持って立っていた。夕食後に飲む液体2つと、賽の河原の泥を丸めたようなねっとりした直径1cmくらいの塊2つ、そして瓶に入った2種類の錠剤。

液体は、うえぇっていう感じの苦さ。塊は本当に賽の河原の泥みたいな味がして、1つは捨ててしまった。あはは。センセイ、ごめんなさい。

a0165235_22001673.jpg




[PR]
by miltlumi | 2018-09-01 22:01 | スリランカ♡アーユルヴェーダ三昧2018 | Comments(0)

アーユルヴェーダご飯

昨日の夕方から空を覆っていた雲がようやく途切れて、青空が見え始めた。南国のバケーションは、やっぱりこうでなくちゃ。

読んでいた小川洋子の文庫本を閉じ、カメラを取りにテラスから部屋の中に戻る。

a0165235_18443722.jpg
天井の高いエアコンのない部屋は、網戸もないのに潔く開け放った窓から涼やかな風が通り抜けている。旅支度の最後にスーツケースに投げ入れてきた金鳥蚊取り線香は、昨夜半分も使わなかったけれど、天蓋付きベッドのおかげで虫に悩まされることはなかった。


初めてのスリランカ。アーユルヴェーダ三昧、三食昼寝付きの旅。

ただ今、チェックイン後18時間経過。


着いてすぐの昨日の夕飯は、最初に白湯がグラスに注がれた。「アーユルヴェーダ」を実感する。キャベツのスープと豆のペーストの上げ餃子みたいなやつ、いずれもほんのりカレー風味。このあと本格カリー&ライスが出てくるものと信じて餃子を半分残したら、実はそれがメインだった。デザートは、すいか、パイナップル、マンゴー、名前のわからない硬いちいさな種がある瓜と、ジンジャー風味のお茶。

a0165235_18445040.jpg
今朝はちゃんと6時半から1時間のヨガ教室にも参加したし、おなかをすかせて臨んだ朝食。

昨夜とちがうゴボウ茶みたいなお茶に、昨夜とおなじようなフルーツのあと、出てきたのはこちら↓。

a0165235_18450175.jpg
主食は、おそらく粗くつぶした小豆のココナッツミルク和え。瓜のカリーと、ソイミートのカリー。プレゼンテーションとか色合いとかを全く無視した地味なプレートだが、一口食べると、おいしい!! 


朝食後、最初のトリートメント(それはまた別途報告)はきっかり12時まで。

1時間は部屋の扇風機も回しちゃだめ。シャワーもだめ」と言われ、オイルとサウナの汗でべとべとの身体のまま、テラスで読書、ということで冒頭のシーンだったわけである。


1時間後にシャワーを浴びて遅めのランチ。

隣のテーブルのおじさま、スープ皿を平らげたあとにたっぷりカリー3種盛り&ライス。「やった、ようやくカレーライスだっ」と期待したが、私の目の前に差し出されたのは、彼の量の半分くらいの3種盛りとプチボールに入ったマッシュルームスープ。

そういえば、トリートメントの前に体重と身長を測ったのだ。速攻でメニューのカスタマイズが始まっているようだ。

手前右の不気味な緑はキャベツカリー。ライスに乗っているのは今までで一番辛いナッツカリー。左は黄色パプリカのカリー。みんなちがう味がして、飽きない。…今のところは(笑)。奥はカボチャと人参とナッツのサラダ。

a0165235_18451437.jpg

これから6日間。

カリー攻撃に飽きずに乗り切れるか。デトックスはどこまで進むか。乞うご期待!


[PR]
by miltlumi | 2018-08-31 18:50 | スリランカ♡アーユルヴェーダ三昧2018 | Comments(0)