2018年 09月 01日 ( 1 )

アーユルヴェーダ初日

アーユルヴェーダ、トリートメント初日。

このホテルを選んだのは、空港から20分という近さはもとより、お医者さんの男性が、脈をとっただけで持病や体調を言い当てる、というブログを読んだからだった。

ところが、出てきたのはうら若き女性のお医者さん。ちょっとがくっときたけど、まあ仕方ない。


体調を言い当てられることはなく、血圧が低いけどめまいはしない?コレステロールは?肝機能は?などという人間ドックみたいな質問。ここ数年で消化力が落ちているのが気になるとか、肩こりその他を訴える。

15分くらいのやりとりの結果、「あなたはPitta、ね」

アーユルヴェーダでは、ドーシャと呼ばれる3つの体内エネルギータイプ、Vata・Pitta・Kapha、があって、私たちは3つのうちいずれかが強いという。Pittaは真ん中のタイプで、均整がとれていて(♡)、適度な睡眠(毎日7・8時間寝てますが、何か?)、食事を抜くのを嫌う(そのとおり!)、やるべきことを素早くこなす(当たりだ)、記憶力がいい(昔は、ね)。

滞在中、5種類のお薬を用意します、と言われ、ブログにそんなことも書いてあったな、と思う。薬を飲むほど体調が悪いわけではないが、まあモノは試し。


ディルハニーという、アーユルベーダにはぴったりな名前(ディルというハーブは魚料理によく合う)の小太りの女性に案内されて、マッサージルームに入る。

今日はリラックスね、という女医さんの言葉通り、全身リラクゼーションマッサージ。ディルハニーの手のひらは、とても温かい。さらに温かなオイルを背中にぽとんぽとんとたらし、リズミカルなマッサージが始まる。途中、背中にあたる面が広くひんやりと変わったのは、手のひらの代わりに肘下を使い始めたからだ。

足裏は、つぼを押しながらもリフレクソロジーのようにあくまで優しく。このあたりから意識が遠のき始める。「仰向けになって」という耳元でのささやきに、かろうじて反応する。前半身もくまなくオイルまみれ、マッサージ漬けになり、さらに額のはえぎわに数滴オイルがたらされる。頭皮マッサージ。私的には、これが一番の誘眠剤。もう夢見心地。

「いかがでしたか?」という言葉に、我に返る。いやもう、おわかりでしょう。


シャワーを浴びて現実世界に戻るのかと思ったら、このあとサウナでお仕上げである。サウナルームではなく、ドラキュラの棺桶みたいなドーム型のサウナ箱、底に何やら熱源があり、木製の格子の上に敷かれたタオルに横たわる。首だけ出して、20分。その間、ディルハニーが首筋をゆっくりもみほぐしてくれる。

棺桶から出ると、玉の汗である。ここまで、全工程3時間。

「このあと1時間はこのままでね。エアコンもファンもつけないでね」

ディルハニーに見送られ、オイルでべとべとになった身体に髪の毛を逆立たせ、ローブをはおっただけのあられもない姿で部屋に戻る。

気だるい身体をベランダの藤椅子にあずけて、小川洋子を読む。


ちりちり、というベルの音が2回。入り口にディルハニーが5種類の薬のトレイを持って立っていた。夕食後に飲む液体2つと、賽の河原の泥を丸めたようなねっとりした直径1cmくらいの塊2つ、そして瓶に入った2種類の錠剤。

液体は、うえぇっていう感じの苦さ。塊は本当に賽の河原の泥みたいな味がして、1つは捨ててしまった。あはは。センセイ、ごめんなさい。

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by miltlumi | 2018-09-01 22:01 | スリランカ♡アーユルヴェーダ三昧2018 | Comments(0)