ヒヤシンスのミステリー

鉢植えしていたヒヤシンスの芽が出た。
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去年の暮れに友だちからいただいた球根。
今年の初春、窓際の水栽培で可愛い花を咲かせてくれた。
「土に埋めておくと、また来年も芽が出るよ」と教えられ、
ベランダの植木鉢に植えておいた。
緑の葉がすくすく伸びているモッコウバラや石楠花の隣で、
土色の殺風景な植木鉢は、ちょっと肩身が狭かったのだけれど。

鮮やかな硬い芽が3つ。
正方形の1つの角が欠けている。
4つめはどうしたんだろう。
シャベルでおそるおそる掘ってみる。
…何もない。

そこで思い返す。
友だちからいただいたのは、3つだけだったっけ。
植えるとき、球根を正三角形のかたちにちゃんと置かなかっただけかしら。
ボケたな、と一人、苦笑してしまう。

部屋に戻り、春に撮った写真を探してみると、白・ピンク・紅色・紫。
やっぱり4つ。
…4つめはどうしたんだろう。
さっきより深く、シャベルで掘ってみるが、やはりない。
ベランダの、ミステリー。
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鳥が掘り返して食べたんだろうか。
たしか1つの球根がすごく痩せてたから、植えずに捨てたんだっけ。
いずれにしても、ないものはない。
ない球根から、芽は出ない。
3つだけ。正三角形に配置し直そうか。
でも、伸び始めた根を傷つけたら大変だから、
そのまま、4人目が欠けたまま、春を待つことにした。

立冬は過ぎたけれど、窓の外の八重桜は紅葉さえ始まっていない。
季節をふたつ、ヒヤシンスは先取りしている。




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by miltlumi | 2018-11-10 14:45 | フォトアルバム | Comments(0)
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