ハノイの路上屋台は、
「屋台」といっても「台」があるわけじゃなく、 単に道端に低いテーブルと鍋を並べて その場でちゃちゃっと調理して、 これまた低いテーブルと お風呂で使うプラスチック椅子みたいなのに ちんまり座って食べるのだ。 「テト」と呼ばれる旧正月で、 開いている屋台は、通りにちらほら程度。 たくさんの店から迷うよりはラク、 と思いながらも、なんとなく美味しそうな店を物色する。 ぐらぐら煮立つ汁に トマトと揚げ豆腐がたくさん浮いてて、 おばさんがちゃんとビニール手袋で 麺をつかんで茹でてた店。 テト価格で普段の3倍、と言われていたが、 たっぷり熱々のブン・チャーは1杯160円。 ところ変わり、ハノイ証券取引所近くのカフェ。 水が流れるエントランスを入ると、 軽いジャズが流れるほの暗い店内。 ベトナムを思わせるのは、 旧正月に欠かせない桃の花と アオザイ姿のウェイトレスのみで、 黒い制服の若いウェイターと 白いリネンに煌めくワイングラスは 西麻布のお店かと見まごうばかり。 「ベトナム一美味しい」と ガイドブックに出ていた生春巻き。 豚肉と海老とレタスがきっちり巻かれて、 ナンプラーとライムとピーナツのソースが最高。 ブイヨンが効いたスープ、 青梗菜のガーリック炒めに パラリと軽く仕上がったチャーハン。 フランスっぽく、フランベしたマンゴーと なぜか昔ながらの素朴なキャラメルプリン。 これで、一人2000円弱。 たった2日半の滞在で、朝食2回はホテルのベトナミーズ&洋食ビュッフェ。 昼食2回に夕食3回、Afternoon Tea2回。 お店がフルに開いていたなら、ここ3ヶ月のダイエットの成果が、 あっさり振り出しに戻っていたことは確実でしょう。 まあ、旧正月でよかった、ということにしよう。 でも、やっぱりもう一度食べてみたい、ハノイ。
by miltlumi
| 2012-01-27 16:02
| Vacation in Hanoi
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