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直感に従う

 先週金曜日から1泊で、久しぶりに大阪に出張した。いつもならラッキーとばかりに、早めに出かけるか仕事の後1泊余計に泊まって、京都や奈良の神社仏閣を巡り、関西に住む友達を誘って夕飯を食べるのだが、今回はなんだか気分が乗らない。
 金曜の夜は、「次に関西に行ったら会おう」と元々約束していた人とのディナーだが、土曜日はあの人この人の顔が思い浮かぶものの、なぜかメール発信のアクションまで至らない。

 折しも、国学院大学のオープンカレッジで林羅山の「本朝神社考」の講義を受け、彼が記した153もの神社一覧表を入手した。江戸時代に国学者が「由緒正しい」と認定したお宝リストで、まだ行っていない関西の神社を選ぶには事欠かない。それでも、「石清水八幡宮だな」とあたりをつけたのに、どうしても行く気がしない。
 まあ、きっと今は神様にお会いするタイミングではないのだろう。新幹線代を他人持ちで神社参りなんて(これまで何度もやったけど)、いかにもセコい考えはバチ当たりということだろう。それにしても、全国的に日本晴れの3連休、遊びゼロで大阪とんぼ返りなんて、やっぱりちょっともったいないなあ。

 土曜日、仕事の合間に携帯をチェックすると、芦屋の従姉からメールが入っていた。彼女の方からメールが来るなんて、実は初めて。なんという偶然。この従姉の娘というのが、例のお見合いおばさん事件のきっかけとなった彼女。「その節はお世話になりました。云々」を読むのもそこそこに、「今、大阪です!」と返事をしたら、「時間があれば遊びにきて!」
 しかし仕事は6時近くまでかかるだろうから、それから芦屋に向かっても…(そもそも梅田から何分かかるか知らない)。ところが、仕事が見込より1時間近く早く終わってしまった。ラッキー。急いで従姉にメールし、乗換指示を受ける。
 結局6時前には無事従姉ならびにその娘と合流。神戸牛ステーキをつつきながら2時間半たっぷりおしゃべりしても、新大阪から終電1本前の新幹線に乗ることが出来た。
 
 今回、神社に行ったり誰かと会ったりする気にならなかったのは、従姉と会うためだったのだ。まさに神様のお導きのような僥倖に、無理して予定をいれなくて、やっぱりよかった、としみじみ思った。

 そして昨日、私が今回連絡を入れなかった大阪の友達から、「来週東京に行くけど、会わない?」というメールが。おそるべき偶然。先週会わなくても、やっぱりこうやって会えるんだわ。

 偶然も重なれば必然となる。直感に従って、動く。もしくは動かない。人生万事受け身な私は、ともかく直感だけは大切にしている。
by miltlumi | 2011-10-11 20:01 | 私は私・徒然なるまま | Comments(2)
Commented by ちい at 2011-10-12 09:22 x
いつめ信心深くお詣りしてるから御加護があるのよ! 絶対神様ついてるよ♪
Commented by miltlumi at 2011-10-13 18:18
ちいちゃん、ありがとう♪ これからも神様を信じて、直感に従って清浄に行きていきます♪
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