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夕暮のヴルタヴァ川

プラハ5日め。日に日にお天気がよくなって、朝から真っ青な空に爽やかな空気。
初めて地下鉄に乗って、プラハの街の発祥の地と言われるヴィシェフラドへ。
プラハ新旧市街の喧騒を忘れさせる静寂の中、緑の公園をのんびりと散策。
木の根元にもたれて憂いにふける少年と、マイナスイオンを胸いっぱい吸い込んで陶酔する幼児。
この先にある聖ペテロ・聖パウロ教会の墓地には、
ドボルザーク・ムハ・スメタナなどチェコが誇る芸術家が眠っていた。
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夕方、トラムとケーブルカーを乗り継いで、ペトシーン公園を擁する丘に登る。
ここからはプラハの新旧市街はもとより、プラハ城まで見下ろせる展望台がそびえている。
夕焼けに染まる街並みを見ようと、300段余りの階段を登る。
高い場所からは、プラハ名物の赤茶色の瓦屋根がひときわくっきり陰影を描いて、文字通り息をのむほど美しい。
日が沈むまでもう少し、街並みがすっかり夕闇に覆われるまでもう少し、
最初のライトが点灯されるまでもう少し、プラハ城がオレンジ色に輝くまでもう少し、
と言っているうちに、すっかり夜景に包まれてしまった。
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by miltlumi | 2011-09-12 22:51 | 初秋のヨーロッパ | Comments(0)
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