マーケットの定義を変更すること

 昨今の大学受験合格者の実態を引くまでもなく、同年の男女を比較した場合、知的・精神的に女性のほうが優っていることは明らかである。マンモス狩りの時代は、男性は唯一(?)女性に優っていた体力を切り札にして頑張っていた。体力=生活力=男性の魅力、というシンプルな時代だった。
 21世紀の今日、引っ越しで大きな家具を動かすなんてことのない限り、「○○さん、逞しい~♡」という手段には訴えられない。しょうがないから体力以外の手段でどうにかするしかないのだが、へたな行動をとると、同世代の「おませ」な女性には手の内を見透かされてしまう。
 誠に失礼ですが、先日「へたな行動」を思い切り披露してくださった方がいらした。ちょっと笑っちゃったので、口さがない女友達についその一部始終を報告する。あられもないチャットが繰り広げられる。ちなみに、A女は目下5歳以上年下の男性と交際中である。

A: そんな行動、彼だったらゆるせない、というか彼には昇格できませーん。
B: そのとおり!!!こういうオトコは絶対カレにはできない、と私も思いました。
  (中略)X氏はもうどんなにアプローチしてくださってもToo lateだけど。
A: それまたそのとおり。
B: Aさーん、だれかいい男性知りませんか??やっぱりカワイイ年下がいいかな。
A: はい。絶対的に。
B: このお!! のろけ!!
A: あ、ちがうちがう。その心は…。だめでも、許せるから。同年代から上は、ゆるせない。
  あああ、ゆるせなーいっっ、となってしまう。
B: そうそう。下なら、「私より人生経験短いものね」と広い心で見守れる。
  1日でも長く生きてる人には、その分修行を積んどいてほしいわ。
A: そうなのです。彼が小学生のとき大学生だった私が、ここで彼に怒っても恥ずかしい、
  と思えるのです。

 自分を愛してくれることはもちろん、経験豊かで尊敬できて、学べる面をたくさん持っていて、ついでにおいしいレストランや隠れ家温泉を知っている男性というのは、こちらの年齢が上がるにつれ、着実にRed list(絶滅危惧種)並みの希少価値になっていく。
 この広い地球上でそのようなRareな男性を追い求めて(もとい、追い求めていただけるよう、彼らの前にタイミングよく姿を晒すべく)右往左往するヒマがあったら、潔く諦めて生息数のより多い種族にマーケットを広げたほうがよい。

 とはいえ、単にこちらの要求水準を引き下げるだけでは、自分を安売りしているようで情けない。年下の場合、こちらの要求水準を相手が満たさなくても「ま、仕方ないか」と思えるという意味で、一石二鳥である。
 しかも、許容範囲の下限年齢を、こちらの年齢に合わせて切り上げたりしない限り、年々マーケットが広がって行くのである。少子高齢化社会のニッポンでマーケット規模が右肩上がりだなんて、素晴らしい。
 もちろん、下限年齢男性がこちらを追いかけてくれるかどうかは、保証の限りではないが。
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by miltlumi | 2010-08-06 09:30 | マンモスの干し肉 | Comments(1)
Commented at 2010-08-10 10:25 x
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